スポルトマチックで Fun to Drive!
非常に珍しい光景といえるでしょう。 ご存知ですか?スポルトマチック 言わば、MTベースのセミオートマ車です。
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クラッチペダルはありません。
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「P」 パーキングなんて表示があります。 L,D,D3の 3速仕様 76年からは3速MTで、それまでは4速MTでした。
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クラッチペダルを踏む代わりに、シフトレバーを操作する瞬間にクラッチを切る為の スイッチになってます。 よく観察すると、普通のMTシフトレバーは1本物のパイプですが、 スポルトはスイッチの上側下側でシフトレバーのシャフトが分割されていて、 ごくわずかに遊びが作ってあるんです。
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シフトを、前方もしくは後方に動かす動作をすると一瞬先に接点がONし、 スポルト機構が働き、クラッチを切ります。 そのままシフトレバーを倒すとMTのギヤが入るというわけです それを一瞬で行ってます。 まさにセミオートマの機構ですよね。
エンジン負圧を利用してクラッチを機械的に作動させます。 ミッション内部には、クラッチ板やクラッチカバーが当然装備されてますし、 エンジンオイルを共用してる トルクコンバーターも付いてます。 MTギヤを1速に入れたままで停車してもエンストしないのは クラッチは繋がってるけど、トルコンがスリップしてくれてる状態ですね。
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Pはパーキング。MT内部にパーキングロックレバーを装備してあるのも特徴です。
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お洒落です。 オートマ限定免許でも乗れる希少なクラシック911 乗ってみるとけっこう楽チン、でも自分でシフトチェンジしないといけないので 案外スポーツして楽しいクルマ。 そんな珍しい911たちです。 by zako
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